愛媛PNF勉強会

理学療法士講習会感想


平成22年度 理学療法士講習会「ADL指向型PNF」

講師:勝浪省三(IPNFAベーシック・インストラクター、からだのセラピー A-S)
    内田勝之(愛媛十全医療学院)
    吉田宏史(松山赤十字病院)
    水間 恒(済生会西条病院)
 2010年8月6日(金)〜8日(日) 愛媛十全医療学院にて
 
 平成22年8月6日に国際PNF協会認定ベーシックインストラクターである勝浪省三先生により『ADL指向型PNF』と
いうテーマで講習会が開催されました。
 今回、PNFの応用編の講習会でしたが、PNFの歴史・理念・基本原則・基本要素など基本的なことから教えて頂
きました。またADLの促通に入る前に肩甲骨や骨盤・上肢・下肢のパターンを指導して頂き、今回のテーマである寝
返りや起き上がり動作、四つ這い・歩行などのADLに対するPNF手技を教えて頂きました。



 2日目にはACL断裂の患者様のデモンストレーションでは、早期に患者様の症状を改善させていました。訴えを聞
き、すぐに治療ポジション・テクニック・パターンなどを選択していく勝浪先生のすごさを肌で感じることが出来ました。

 講習会最終日には、3日間で学んだことを利用し、寝返り動作からステップに至る動作を実際の治療の流れに沿っ
て臨床的な練習を行うことができ、有意義な講習会となりました。
 個人的には2泊3日の講習会の中で1番感じたことは、自分の未熟さです。マニュアルコンタクトであったり、ボディメカ
ニクス、抵抗の強度といった基本的なことが出来ていなかったことを痛感しました。実際、勝浪先生にPNF手技を行って
もらえた事で不十分であった細かな事を再認識し、再学習することが出来ました。しかし、臨床で利用するには更なる
勉強・練習が必要であると感じ、PNFを学んでいく上で、成長のきっかけとなる講習会でした。

最後になりましたが、この3日間ご指導いただいた講師の勝浪先生をはじめ、内田先生・水間先生・吉田先生有り難
うございました。今後もご指導よろしくお願い致します。

                                          十全総合病院   木下 幸治


 

inserted by FC2 system