平成26年特別勉強会(講師:IPNFAインストラクター 石井 篤先生)の報告
テーマ:「PNFコンセプトを用いた運動器疾患に対するアプローチ」 |
2014年5月10日(土)・11日(日)貞本病院にて |
今回5月10・11日に行われたIPNFインストラクターの石井篤先生の講習会に参加させていただきました。 テーマとしては、「PNFコンセプトを用いた運動疾患に対するアプローチ」で、ワークショップや患者デモ、実技を中 心に股関節の運動器疾患へのアプローチ方法を学ばせていただきました。 1日目のワークショップでは、歩行時に股関節痛を訴える症例をそれぞれのグループ内で治療計画についてディ スカッションし、プレゼンを行いました。先生方と知識や技術を出し合い、さらに石井先生から治療のアドバイスを いただき、より知識を深めることができました。 2日目には、股関節痛を訴える患者様に対しての評価・治療のデモンストレーションがあり、石井先生の評価 の視点や治療内容や注意点、治療前後の効果判定を実際に見ることができ、大変勉強になりました。 最後に股関節可動域制限に対して、PNFのパターンやテクニックとしてコントラクトリラックス、ホールドリラックスな どを用いた可動域増大へのアプローチ方法を教えていただきました。 石井先生の実技指導や講義に夢中になり、あっという間に2日間が過ぎました。この2日間では、臨床において 評価や治療行う上で、まず自身の解剖学・運動学といった基礎知識の不足を痛感し多くの課題を得ました。 今回の講習会で学んだことを臨床場面で活かし、患者様により良い治療を行えるように今後も日々精進して いこうと思います。最後になりましたが、この2日間ご指導いただいた石井先生ありがとうございました。次回の講 習会にもぜひ参加したいと思います。 松山赤十字病院 金並 将志 |