第４回定期勉強会の報告

平成28年度第４回定期勉強会の報告
　テーマ：「麻痺に対するアプローチ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　リーダー：近藤健士（貞本病院）

　2017年1月22日（日）愛媛十全医療学院にて

　平成28年度第4回定期勉強会、「麻痺に対するアプローチ」というテーマで1月22日に開催されました。

　今回は「麻痺に対するアプローチ」ということで、自身も難渋する場面の多いテーマであったため今回
参加させていただきました。
　前半は脳血管障害のリスク管理などのPNFを含めた運動療法の適応にも触れた内容の講義をして
いただきました。

　後半は一症例のクリニカルリーズニングをもとに、問題点・PNFを基にしたアプローチ方法の紹介を行って
いただきました。体力低下をきたした症例には十分なアプローチが行えないことが多いですが、非麻痺側を
利用した麻痺側の促通方法は患者の運動に対するモチベーションの向上にもつながる、臨床でも積極的
に実践していきたい内容でした。

　今回の講義のように症例に実際に使用したPNFアプローチなどの紹介をまた聞いてみたいと思いました。

松山リハビリテーション病院　　片岡啓二