勝浪先生の勉強会報告 |
2010年2月7日 愛媛十全医療学院にて |
「腰痛の診かたと運動制御理論に基づく治療法」をテーマに勝浪先生の講習会が2月7日に開催されました。 実技に入る前に、運動制御理論についてや、機能解剖と病理などについての講義がありました。 実技は、2人1組のペアになり、実施前後の評価も行いつつ色々と教えて頂く事が出来ました。 触診に於いても、急性は柔らかく、慢性は硬くなっていることを教えて頂きました。 評価・触診から始まり、体幹の可動性を診ながら肩甲骨や骨盤のパターンを用い、可動性を拡大し、最後にス タビリ等を行い講習会が終了しました。 腰痛は患者さんも多く、また、我々リハスタッフも職業病としてあるため、とても参考になりました。 実技も実際に腰痛を持っている人が多く、患者さん同様に評価し、フィードバックしてもらいながら行う事ができ、 色々と実感・体感する事が出来ました。 腰痛の場合はクイックストレッチも入れず、また、マニュアルコンタクトもがっちりとする事でされる方も安心し力を入 れやすいことも体感する事が出来ました。 また、硬い筋のストレッチは、完全に収縮させてしまっては緩まない為、筋の収縮が入ってきたところで止めて行うと ころが、今までは筋収縮を入れて行いがちだったので、なるほどと思い、大変勉強になりました。 その他にも、スタビリやセルフストレッチなど盛りだくさんの内容でした。 勝浪先生もわからないところを細かく教えてくださり、充実した1日でした(^_^)。 住友別子病院 小野 英梨子 |