平成29年度第1回定期勉強会の報告
テーマ:「脳卒中片麻痺患者に対するアプローチ 〜臨床適用続編〜」 リーダー:近藤 健士(貞本病院) |
2017年5月21日(日)愛媛十全医療学院にて |
5月21日に、愛媛十全医療学院にて、第1回定期勉強会がありました。講師は貞本病院の近藤健士 先生です。脳卒中片麻痺患者に対するアプローチというテーマでした。解りやすい写真や図を含む資料が 配布され、PNFの勉強を始めた私でも、後で復習もしやすく、また諸先輩方に質問・確認をする上でも 参考にでき、本当に助かっております。 スライドを見ながらの講義の後、実技のデモを細かな説明とともにして下さいました。
内容としては、年度初めということもあり、初心者に向けて、リズミックイニシエーションやスタビライジング リバーサル他、基本的なテクニックを一からご説明下さいました。 その後、近藤先生が普段担当されている実際の患者様(脳卒中左片麻痺)を症例として、評価結果を 交えながら、非麻痺側からのイラディエーションを利用したアプローチ方法の紹介と実技がありました。まず 強い部位から始めていき、弱い部位へ進めていく、というポジティブアプローチを心がければ、患者様の負担 も少なく、かつ効率的な訓練ができるということを改めて感じました。職場においても、同様のレベルの患者 様も多くおられますので、どんどん積極的に今回の内容を実践していこうと思います。そうすることで、患者 様にも効果が現れ、自分のスキルアップにもつながると思っています。 この度はご指導頂き、本当にありがとうございました。今後も参加していきますので、よろしくお願いします。 村上記念病院 相原 敏弘 |