平成22年度 定期勉強会(応用編B)の報告
テーマ:「支持性獲得のための5ポジションでのアプローチ」 リーダー:吉田 宏史(松山赤十字病院) |
2011年1月31日(日) 愛媛十全医療学院にて |
今回の勉強会は、いろいろなポジションでPNFを使ってもらう事を一緒に勉強したいと思い進めさせていただきま した。 理学療法を進める中で、ある目標を目指して、いろいろなポジションで段階的にアプローチをすることは、PTで あれば誰もが日常的に行っていることだと思いますが、今回はPNFコンセプトを用いて、支持性を得ることを目標 に進めるということがポイントであったと思います。 これは、パターンを実際にどのように理学療法に組み込んでいくのか?といった基本的な内容から、次の段階と して各々の訓練をどのようにつなげて行くのか?といった部分に焦点を絞って、参加者で考えていく場を提供させ ていただいたものです。 今回の勉強会で行ったものは、ほんの一例に過ぎないため、今後は日常の中で、患者さんからヒントを頂き、ど うしてそのパターンを使うのか?どうしてその姿勢なのか?重力をどのように利用したいのか?など試行錯誤してい くことが重要になると思われます。 今後の勉強会においても、PNFコンセプトを臨床にどのように応用していくか?といった内容のものが多くあると 思いますので、参加されたみなさまには、日常での発見を積極的に他の参加者と交換していただければと思いま す。 松山赤十字病院 吉田宏史
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