平成22年度 特別勉強会Bの報告
テーマ:「肩に対するアプローチ」 講師:勝浪 省三先生(IPNFAインストラクター) |
2011年2月27日(日) 貞本病院にて |
平成23年2月27日にIPNFAベーシック インストラクターの勝浪省三先生をお迎えして、特別勉強会を開催さ れました。 今回は「運動制御ステージに基づく肩のアプローチ」のテーマで豊富な臨床経験に基づいた、数多くのアプロー チ方法を紹介していただきました。 運動制御 (Motor control)とは中枢の指令や脊髄反射により制御される姿勢や運動の研究であり、また姿 勢と運動を統治する精神と身体の機能の事です。 運動制御の段階には 1 運動性Mobility 2 安定性 Stability 3 制御された運動性 Controlled mobility 安定性上の運動性Mobility on top of stability 4 技術Skill があります。 今回は安定性、制御された運動性を中心に肩を主としたアプローチについて御講義をいただきました。日常の 臨床には、様々な患者様がおられ悩むことが多いですが、痛みや可動域の改善に対する数多くのアプローチ方 法をわかりやすく紹介していただきました。 一日の勉強会だったこともあるのか、勝浪先生の講義や実技指導に夢中になり一日があっという間に終了して しまいました。 特に今回の勉強会で考えさせられた事は自分の未熟さでした。アプローチの方法の選択の視野や実際の効果 判定、ポジションやハンドリング等できていないことが改めて多く感じられました。今後の臨床でも一つ一つを経験 にして少しでも成長していければと思います。 勝浪先生の特別勉強会は毎年開催されており、貴重な機会だと思います。来年も是非是非参加して勉強し ていきたいと思います!! 貞本病院 近藤 健士
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